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義;及び、
・XウインドウベースのGUI、
にある。アプローチは、次のとおりである:
・システムレベルのネットワーク管理は、汎用ソフトウェアのみで実現;
・エンドシステムのネットワーク管理ソフトウェアは、ステータス及び性能のモニタ能力を補うため、カスタムソフトウェアを追加;
・既存のカスタムソフトウェアとインターフェースをとるためのシステム要素の追加。これは、当初設定したシステム要件を、COTSソフトウェアを組み込み、将来の拡張性という面でより優れた形に改良するという試みの一例である。

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図3.3.1−5 SNMPに基づくAASのシステム/ネットワーク管理機能構成の概念

3.3.1.6 COTSソフトウェアの利用(注意すべき点、教訓)
COTSソフトウェアの利用は、コスト面及び拡張性、融通性の面で大きな利点をもたらすが、反面、技術的に難しい問題を含んでいるので、設計に当たっては十分注意する必要がある。以下のようなことが挙げられる。
3.3.1.6.1 COTSの評価の難しさ
COTSソフトウェアは、多くの特徴を持ち、絶えず拡張・改良を繰り返しているので、その評価、又は他の製品との比較は、きわめて難しい。これに対しては、長期にわたりベンダのサポートを受けて、オンサイトで評価する必要がある。

 

 

 

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